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宮西先生へ メールありがとうございます。 なかなかご連絡できず、申し訳ありません。 お元気でいらっしゃいますか。 嬉しいお言葉をいただき、ありがとうございます。 NHKでの放映は、家族からスカイプで見せてもらいました。 小さい頃から、ローザンヌのテレビ放映を憧れながら見ていたので、 自分の踊りにコメントをいただくのは、なんだか不思議な感じがしました。 アドヴァイスや自信がつく様な事も言っていただいて、 これから、もっと沢山の踊りを勉強、経験して、 魅力的なダンサーになれるよう頑張りたいと思いました。 私の近況です。 イタリアやフランス郊外での公演を重ねて、ツアーも残すところあと2回となりました。 4月末の公開レッスンでは、初めてプティパ版の黒鳥のVaを踊りました。 強い印象のVaはあまり踊ったことがなかったので、目線の使い方や、 黒鳥ならではの上体、腕の動かし方が特に勉強になりました。 今は、来週の卒業試験のための練習に励んでいます。 それぞれVaとパ・ド・ドゥを1曲ずつ踊るのですが、 私はオデットのVaと、ノイマイヤーのSpring and Fallを踊ります。 今回のパートナーは、去年パリ・オペラ座学校を卒業した男の子です。 ツアー中頻繁に私と組んでいたので、2人で息の合った流れるような踊りを目指して頑張っています。 試験の次の日には、日本とフランスの文化交流をテーマにした舞台で、 学校のジョスラン・ボッセー先生が振付けた、8eme Samourai(8人目のサムライ)という作品を踊ります。 黒澤明監督の映画、七人の侍をイメージして、作られたそうです。 着物と帯を使って、たくましく少し現代的な女侍を演じます。 2005年のローザンヌにコンセルヴァトワールから参加した、日本人の方がファイナルでこの作品を踊っていらっしゃいました。 元は男性用の振り付けなので、私のために少しアレンジしていただきました。 その舞台の次の日はツアーなので、 今は3つの舞台のための、6作品のリハーサルに取り組んでいます。 こうやって公演が短期間に集中するというのも、なかなか出来ない経験なので、 これも勉強だと思って頑張ります。 今のところ、8月に帰国する予定です。 先生に、またお会いできるのを楽しみにしています。 また卒業後の予定がはっきり決まりましたら、すぐにご連絡させていただきます。 どうぞ、お体にお気をつけてお過ごしください。 吉田合々香
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宮西先生へ
ローザンヌコンクール終わりました。
一昨日の夜パリに戻って来て、昨日から学校です。
ローザンヌでは、入賞を逃してしまいましたが、
1週間で本当にたくさんの刺激を受けて、学んで、吸収できたと思います。
一生ものの素晴らしい経験になりました。
自分のこれからの課題も頂いたので、これからまた前進していきたいと思います。
審査員の中にオーストラリアのQueensland Balletという新しいカンパニーの
ディレクターがいらっしゃって、ラッキーな事に入団契約を頂きました。
1年間に100公演、クラシック3つ、コンテンポラリー1つ、創作を2つやっているそうです。
お話を聞くと、たくさん踊らせて頂ける上に、私のことを育てたいとおっしゃって頂きました。
とても良いお話ですが、6月まで待って頂けるのでよく考えて決めようと思います。
先生には、大変お世話になりました。
また次に向かって、頑張りたいと思います。
吉田合々香
宮西先生へ
ご無沙汰しております。
お元気でいらっしゃいますか?
こちらは、最低気温が5度を下回る日が多く、冬に近づいて来ました。
今年度からは、最終学年で、Junior Balletの一員なので、
毎日忙しくしています。
今月の21日から4日間、学校公演があり、
それに向けて週に6日間、朝の9時から夜の8時まで、
レッスンやリハーサルに励んでいます。
学校公演の後は、国内やヨーロッパを訪れて、
1年の間に15回ほど公演をする予定です。
11月の公演のプログラムは、Kylianの「Lieder」、Benjamin Millepiedの「Plainspoken」、
そして元オペラ座エトワールのMarie-Claude Pietragallaさんが、
私たちの為に創作してくださった作品の、3つを踊ります。
それぞれのリハーサルの為に、
振り付け家のお弟子さんや、コーチングの先生方が来てくださり、
深くじっくり教えてくださります。
ネオクラシックやコンテンポラリーもあり、
クラシックとは違うので大変な時もありますが、
反対に、コンテンポラリーで頂いたアドヴァイスが、
クラシックにも活かせたりと、とても勉強になっています。
色んな種類のダンスや振りが経験できて、毎日楽しいです。
日本も段々と寒くなってきていると思います。
先生も、どうぞお体にお気をつけてお過ごし下さい。
またご連絡させていただきます。
吉田合々香
宮西先生へ
ご無沙汰しております。
お元気でいらっしゃいますか?
私は先週から夏休みに入り、明日日本へ出発します。
先生にいくつか、ご報告があります。
まず、4月の終わりにフランスのBiarritzという所で催された、コンクールに参加しました。
色んな国から参加者が集まり、サマーコースのスカラシップの特典のあるコンクールです。
アダージョと、ライモンダのVaと、パキータのエトワールのVaを踊り、
金賞とカンヌ・ロゼラ・ハイタワーの、サマースカラシップを頂きました。
残念ながら、日程が合わなかった為、カンヌでのサマーは受けられませんでしたが、
とても広い舞台で踊ることが出来たり、期間中に審査員の方のマスタークラスが受講できたりと、とても良い経験になりました。
それから、6月に学年末の試験が終わりました。
舞踊史は最終試験が来年なので、結果は出ませんでしたが、
音楽は筆記と口頭のテストがあり、無事合格しました。
ダンスの方は、課題曲のガムザッティのVa、選択曲のオーロラ姫1幕のVa、自分で創作したコンテンポラリー作品1曲を踊りました。
点数などは発表されないのですが、私の学年は全員4年生への昇級が決まりました。
そして、先生方から勧められ、私は来年5年生のジュニア・バレエに入ることになりました。
ジュニア・バレエは、公演をメインとする、最終学年です。
去年は、フランス国内やヨーロッパ内の舞台で踊ったそうです。
今までより、さらに沢山の先生がレッスンを見てくださるので、楽しみです。
それから、来年の1月からClairemarie Ostaさんが、校長としていらっしゃるそうです。
こちらは雨が多く、7月なのに肌寒く感じる日が多いです。
日本で、先生にお会いできるのを、楽しみにしております。
どうぞ、お体にお気を付けてお過ごしください。
また、ご連絡させて頂きます。
吉田合々香
P.S.コンクールの時と、学年末試験の時(クラスメイトと、創作の先生です。)の写真を送らせていただきます。
文化庁の新進芸術家制度が正式に決定しました。助けていただき、本当ににありがとうございました。来年はこの機会を活かして、バレエ以外にも沢山の芸術に触れて、色んなものを吸収したいです。
ご主人のお加減はいかがでしょうか?お見舞い申し上げます。
定期公演お疲れ様でした。
見に行けなくて、本当に残念です。
きっと、素晴らしい舞台だった事と思います。
こちらは、一時暖かくなりましたが、今は雨が続き、
少し肌寒い日が続いています。
日本は桜の季節ですね。
お元気でいらっしゃいますか?
私は3月の下旬に、こちらでコンクールに参加しました。
とてもびっくりした事に、菅井円加ちゃんも参加されていました。
他にも同じお教室の生徒さんが、何人か参加されていました。
私は予選でライモンダを、決選でもう1度ライモンダと、
パキータのエトワールのVaを踊りました。
円加ちゃんはグランプリを、私は金賞を頂きました。
久しぶりのコンクールで、周りから良い刺激を受け、
課題も沢山見つかったので、向上心を持って、
これから成長出来るように頑張ります。
また、先週は2日間の学校公演がありました。
私は初日にラ・シルフィードのVaを、2日目には牧神の午後を踊りました。
シルフィードでは、生き生きとしながらも、羽根で飛んでいる様な軽さを
イメージして踊りました。
本番後に、先生方から音楽性を褒めて頂きました。
牧神の午後は、本番1週間前に役の変更がありましたが、無事終わりました。
今週末には、Portes Ouvertesという、2日間の公開レッスンがあります。
私の学年は、クラシック、レパートリー、パ・ド・ドゥ、ジャズのクラスを公開します。
他にも、牧神の午後と学年で創作した作品を、舞台上で発表します。
工藤大弐先生も見に来てくださると、おっしゃってました。
毎年、沢山の人が見に来るみたいなので、楽しみです。
季節の変わり目、どうぞお体を大切にお過ごしください。
またメールさせて頂きます。
吉田合々香